犬が嫌い・怖い・苦手な人の理由と性格は?犬嫌いを克服するには?

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「犬のすべてが嫌い、動物全般が苦手、家の犬以外の犬は怖い、見ると可愛いけど触るのは無理、吠える犬が嫌い」

一口に犬が嫌いと言っても、ニュアンスは様々。

好き嫌いは、その人の持つ感性の部分が及ぼす影響が大きいと言われます。

正に感性は十人十色。

犬嫌いの人の感性を知ることで、犬好きの人は自分を見つめ直したり視野を広げることにつながると思います。

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犬が嫌いな人の理由、気持ち、言い分

「嫌いというより怖い、近くに来ないで、地球上から犬がいなくなれば、嫌犬権を認めて!、殺したいほど嫌・憎んでいる・・・」

犬嫌いな人からは、色々な声が聞こえます。

具体的に、どのようなものでしょうか?

犬の行動・習性が嫌い

吠える(うるさい)、噛みつく(怖い)、ヨダレ(無神経に汚す)、目やに(不潔)、飛びつき(危険)、マウント(論外)、物を壊す(損害)、毛が抜ける、口臭(臭い)

忠誠心が強すぎる、従順さが嫌い、手間がかかる

触ったときの毛並みの硬さが可愛くない

濡れた鼻が気持ち悪い

言葉が通じない

元気さが疲れる

ふれあいを求める積極性が苦手

  

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飼い主のマナーが悪い

トイレ(臭い・後始末)を所構わずさせる

飼い主が嫌いだから犬も嫌い(迷惑行為も平気)

マナーの悪さに嫌悪感(ノーリード・ブラッシング)

躾(しつけ)ができていない(吠え・飛びつき)

  

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過去の経験

「犬に噛まれた、追いかけられた、舐められた、倒された」事による恐怖

赤ちゃんを噛む、吠える、突進する(出産後に嫌いになった)

好きだったが飼い始めて嫌いに(臭い、一日中一緒でイライラする→育犬ノイローゼ)

ランニング中に追いかける・飛びつく・吠える・噛む等された

犬中心の生活で生活パターンを崩された(外食、旅行、散歩)

犬好きの家族と犬のことで喧嘩(恨み)

  

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生育環境

幼少期に犬のいる環境でなかった、または犬に接する機会がなかった。

本当に良い犬に会った事がない。

愛犬の死を受け止められず乗り越えるための自己防衛本能が嫌いにさせた。

飼えば自分の犬は可愛いが、よその犬は怖い。

その他

犬の洋服必要?

見た目が可愛くない

生理的に受け付けない

好みの問題

本能的に好きになれない→感性で治らない

犬好きな風潮が嫌い(ドッグカフェ)

犬好きな人に否定された

お金がかかる

動物アレルギー

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犬嫌いな人、犬好きな人に対してすべき対応

犬好きには犬嫌いの気持ちがわからないように、犬嫌いには犬好きの気持ちがわかりません。

そして、お互いに理解しようとしません。

そうすると、好きと嫌いの溝はいつまでも埋まりませんし、お互いにストレスを抱えることになります。

そうではなく、言葉を選んで相手に意向を伝える心の余裕が必要です。

気持ちはわからなくても、そんな人がいることを知ってほしい。

好きなんだね、嫌いなんだねと思うだけでよいのでは?

犬好きの人へ

人間社会に犬を持ち込んでいるのは飼い主です。

嫌いは嫌いでちゃんと認めること、そして飼い主は次のような配慮が大切だと思います。

  • 散歩時・・リードは短く(危険からの回避に最も有効)
    吠え、じゃれつきをやめさせる(躾)
    トイレの場所を工夫(後始末も)
    他人とすれ違う時座らせる・待たせる・静かに通り過ぎる
    (自身の安全確保に繋がる)
  • なぜ嫌い?どこが嫌い?などと犬嫌いを攻撃しない
  • 可愛いのにと、犬を怖がる人を責めない
  • むやみに犬を近づけない
  • 威圧感・恐怖感を与えない(犬をあおらない)
  • よその犬が悪い時は代わりに叱る
  • 自宅に来訪時
    ケージに入れる・別部屋に通す
  • 愛犬を過信しない
    愛犬を過信(おとなしい、可愛い)している飼い主ほど怖いものはない(犬好きの自己中)と言われない為にも、他人に迷惑をかけても平気な人にならないで下さい。

犬嫌いの人へ

嫌なものは嫌、怖いものは怖い、苦手なものは苦手ですよね。

嫌いだから関わらない、無視するのは当然の権利です。

はっきり嫌だと伝えて、自身で回避してください。(「嫌い」より「怖い」という言葉を使う方がお勧めです。)

普通のカフェに「犬連れのお客様も来店する」旨の張り紙があれば、嫌悪感を示すのではなく他の店を選んで下さい。

人も動物も虫も同じ一つの命です。

その事だけは忘れないで下さい。

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犬を好きになるには(犬嫌いの克服)

イギリスにあるウェールズ大学が調べたところによると、犬好きと犬嫌いの人には、次のような特徴があるという結果が出たそうです。

「まず犬好きな人の性格ですが、イギリスにあるウェールズ大学のキャロル・スタップズが、犬好きな人と犬嫌いな人を25名ずつ集めて調べたことがあります。その結果、犬好きな人は、『社交的』、『自己受容度が高い』、『共感性が高い』傾向があることがわかりました。逆に犬嫌いな人は、『孤独癖がある』、『自己嫌悪感がある』、『思いやりに欠ける』ことが多いそうです」(内藤先生)

出典:livedoor ニュース

 

これをまとめると・・・

<犬が好きな人の性格>

  • 社交的
  • 共感性(思いやり)が高い
  • 自己受容度(ありのままの自分を受け入れる度合い)が高い

 

<犬が嫌いな人の性格>

  • 孤独癖がある
  • 思いやりに欠ける
  • 自己嫌悪感がある

 

このようになります。

なかなか興味深いものですね。

ただ、過去に犬や飼い主から嫌な思いさせられたなどの理由で犬が嫌いになってしまったケースもありますので、この研究結果にあてはまらない犬嫌いの人も数多くいると思います。そもそも、これはあくまでも数ある研究結果の一つであって、この結果をそのまま鵜呑みにするのもいかがなものかと思いますので、あくまでもご参考までに。

 

人を愛せなくなると動物を飼う・・と聞きます。

人に裏切られたトラウマを犬が払しょくしてくれる、犬にしか埋められない心の隙間があるというのは確かです。

もちろん感じ方に違いはありますが。

実際に犬嫌いでなくなった例をご紹介します。

  • 家族が犬を預かったことがきっかけで、可愛いと思えるようになった。
  • 子供が(嫌っていたが)仔犬から飼ってみて共に成長し、犬が子供にとって頼れる存在になった。
  • 家族が飼っている犬を世話しているうちに、母性本能が芽生えた。

など実際に犬と接したことで理解が進む例が多いようです。

 

しかし犬を飼うだけが、嫌いを克服する手段とは限りません。

  • フランダースの犬をみて、犬好きになったという人もいます。
    好きになるきっかけは、アニメでも絵本でも何でもいいと思います。
  • 犬の本を読む(エッセイ、実話などノンフィクション)
    犬の愛情深さを書いた文章を読むことによって、犬に対する嫌悪感が薄れて意識改革につながります。

さいごに

犬は人が貧乏になっても、最後まで裏切らない事はよく知られています。

犬は言葉を話しませんから口答えしたり、我儘を言いません。

犬は人を差別しません。

犬を思いやる気持ちを少しでも持ってもらえたら、社会のストレスがほんの少しだけ無くなるかもしれません。

この社会の共生がよりよいものになりますように。

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