ラブラドールレトリバーの性格は聡明、外向的!でも優しすぎて番犬に不向き?

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家庭で飼われるだけでなく、警察犬や介助犬としても活躍しているラブラドールレトリバー。

賢く役に立ってくれるだけでなく、その大きな体と愛嬌のある顔に癒される人はたくさんいます。

実は世界で一番飼われている犬が、このラブラドールレトリバーなんです。

そこで今回は、ラブラドールレトリバーの性格は聡明、外向的!でも優しすぎて番犬に不向き?ということで、その理由を詳しく説明していきたいと思います。

これから飼ってみたいなあなんて考えている方、是非ご覧ください。

記事の後半では、「ラブラドールレトリバー飼育体験談」もご紹介していますので、あわせてご覧ください。

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性格・特徴

▶ 温和、友好的、外交的で争いを好まない
▶ 我慢強い
▶ 攻撃性は極めて低い
▶ 賢く聡明、状況判断に優れる
▶ 人が好きで飼い主に献身的
▶ 訓練性能が極めて高い
▶ 番犬には不向き
▶ 遊び好き
▶ 水をはじく被毛をもち、泳ぎが大得意

 

ラブラドールレトリバーは人なつっこく、飼い主には献身的に接します(ただベタベタと甘えるタイプではありません)

ラブラドールレトリバーが赤ちゃんと一緒に寝ている光景を見たことがある人、たくさんいるのではないでしょうか。

それもそのはず、ラブラドールレトリバーは温和人が大好きな犬。

攻撃性が低い性格に加え、面倒見もいいので、子供の遊び相手にぴったりです。

ただ、このような平和的な性格ですので番犬には向きません。

 

また遊び好き、運動大好きなので、外で走り回ったり水遊びをさせてあげると喜びます。

アウトドアが大好きなファミリーなどにはぴったりな犬です。

ただ、2~3歳ごろまではかなりのやんちゃでイタズラ好きなので、子犬の頃からしっかりとしつけましょう。

 

我慢強さ、忍耐強さについては、ゴールデンレトリーバー以上ともいわれています。

さらに知能が高く状況判断に優れているため、飼い主が誤った指示を出すと従いません。

このような特性が評価され、ラブラドールレトリバーは盲導犬をはじめ警察犬、救助犬などに広く採用されています。

 

ラブラドールレトリバーの忍耐強さがわかる動画を紹介します。

大好きなおやつを頭の上に乗せられても、「よし」と言われるまで微動だにしません。

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吠える?吠えない?無駄吠えは?

▶ 吠えの程度は「とても低い」

▶ 噛む性質は「とても低い」

 

人が大好きなので、人が来た時に警戒心で吠えることもあまりないと言われているので、もともと無駄吠えはしない方ですし、噛む性質もとても低いです。

もともと賢いラブラドールレトリバーはしつけをきちんとすることで、さらに飼いやすい犬になります。

ただこのようなことから、番犬には不向きといえます。

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飼い方

▶ 運動をたくさんする、室内で飼えるか要検討

▶ シャンプーは月に1回程度

▶ 耳掃除は週に1回程度

▶ 遊んだ後はラバーブラシでブラッシング

 

ラブラドールレトリバーはとても活発な犬なので、毎日の散歩をはじめ、運動をたくさんさせてあげましょう。

また、大型犬なので、成犬になるとかなりの大きさになります。

飼い主が大好きで常に一緒にいたがる性格なので、できるだけ室内で飼ってあげたいところ。

飼う前には、大型犬を飼う仕様に室内を整えておきましょう。

子犬の頃はかなりのやんちゃぶりなので、いたずらをされて困るものは隠しておいた方が無難です。

しつけ

▶ 主従関係をきちんと結ぶこと

 

犬のしつけの基本である主従関係をきちんとすることはラブラドールレトリバーにも重要なことです。

飼い主がリーダーであることを犬にしっかりと理解させましょう。

いけないことをしたときに「こら!」などと言って構ってしまうと、犬はいけないことをする=構ってもらえると認識してしまう場合があります。

ラブラドールレトリバーは賢い犬なので、一度構ってもらえると認識するとそれを覚え、いけないことをし続けるようになります。

いけないことをした時は無視をすることで罰を与えるようにしましょう。

散歩時間はどれくらい?

▶ 1日2回、1回30~60分程度

 

ラブラドールレトリバーはかなりエネルギッシュな犬なので、1日2回、1回30~60分程度の散歩が必要です。

散歩の量が少ないとストレスがたまり、問題行動を起こすようになります。

また、体が大きく力が強いので、リードを引っ張って歩かせてしまうと飼い主が転倒する等の事故が起きてしまいます。

散歩中はリードを引っ張らず、飼い主の横を歩くようにしつけましょう。

大きさや体重

▶ 体高: オス57~62㎝、メス54~59㎝

▶ 体重: オス29~36㎏、メス25~32kg

▶ 大型犬

 

ラブラドールレトリバーはカナダ原産で、網にかかった魚を捕るために誕生しました。

そのため足に水かきがついているのが大きな特徴で、別名「水鳥回収の王」と呼ばれるように、泳ぐことが好きな仔が多いです。

体は30㎏を越えるほど大きく大型犬に分類されます(海外では中型犬とされる国もあるんだとか)。

そのため飼うためには広いスペースが必要になります。

毛質や毛色の種類、人気の色や珍しい色は?

▶ 毛質…ダブルコートでスムースコート
▶ 毛色…ブラック、イエロー、チョコレートなど

 

ラブラドールレトリバーの被毛は2層構造のダブルコート、そして短く艶のある毛質(スムースコート)です。

毛色は3種類と少なめで、一番人気は定番のイエロー、そしてブラック、希少なチョコレートです。

この3種類の毛色を画像でご紹介します。

<<イエロー>>

 

<<ブラック>>

 

<<チョコレート>>

 

毛色によって、次のように性格が違うという説があります。

  • イエロー:落ち着きがある
  • ブラックチョコレート:活発

抜け毛の量はどれくらい?

▶ 抜け毛は多い

 

ラブラドールレトリバーはダブルコートのため、抜け毛の多い犬種です。

毛は短いので目立ちにくいですが、大型犬なので抜ける量も多く、特に季節の変わり目にはこまめに掃除が必須です。

ブラッシングを毎日してあげることが大切ですが、その際、スリッカーブラシを使ってあげるとより効果的に毛を取り除くことができます。

あまりにも抜け毛が気になるようであれば、服を着せてあげるとある程度は毛が部屋中に舞わずにすみます。

匂い(臭い)はある?

▶ 臭いが強い犬種ではありません

 

ラブラドールレトリバーは、臭いの強い犬種ではありません。

しかし全く臭わないというわけではなく、臭いが気になるという飼い主さんもいらっしゃいます。

大型犬なので、小型犬に比べると体臭が気になるかもしれません。

臭いが気になる場合にはシャンプーをしてあげるとよいですが、体が大きいのでお風呂は少し大変です。硬く絞ったタオルで体をふいてあげるだけでも体臭予防になりますよ。

平均寿命、最高齢は?

▶ 10~15歳、
▶ 最高齢は19歳

 

大型犬は小型犬や中型犬に比べると寿命が短いと言われており、ラブラドールレトリバーも例外ではありません。

しかし最近は医療の発展により、大型犬でも長く生きられるようになってきました。

大切な家族に少しでも長生きしてもらうためには、毎日の食事や運動に気を付けること、少しでも異変を感じたらすぐに病院へ行って治療を受けることが大切です。

なりやすい病気は?

▶ 胃拡張胃捻転症候群(いかくちょう いねんてんしょうこうぐん)
▶ 甲状腺機能低下症(こうじょうせんきのうていかしょう)
▶ 低血糖症
▶ 糖尿病
▶ 脂漏症(しろうしょう)
▶ 股関節形成不全(こかんせつけいせいふぜん)
▶ 白内障
▶ 眼瞼内反症(がんけんないはんしょう)
▶ 網膜萎縮症
▶ 耳の病気(垂れ耳のため)

 

「胃拡張胃捻転症候群」は、食事をとってすぐに運動をすると起こりやすくなる病気で、特に大型犬がかかりやすいと言われています。

胃にガスが貯まった後そのまま膨らんでねじれてしまうもので、すぐに手当をしなければ死につながる病気です。

おなかが膨らんで見え、そわそわしたり、よだれをだらだら垂らすようになったら急いで病院へ連れていきましょう。

値段(価格)の相場とは?

▶ ペットショップ:20~30万円
▶ ブリーダー:15~100万円

 

ペットショップではおおよそ20万円前後で購入できます。

希少のチョコレートカラーが数万円高くなっていることが多いです。

ブリーダーは、家庭用からショー用まで、様々なタイプのラブラドールレトリバーを扱っていますが、両親がショードッグだったりする子は100万円近くで販売されることもあるようです。

入手方法

▶ ペットショップ、ブリーダー、里親募集

 

ラブラドールレトリバーは様々な方法で入手可能です。

ペットショップでの購入が一番手軽ですが、愛情を持って育てているブリーダーから購入するのもおすすめです。

飼えなくなって困っている人から譲り受けるのもひとつの手段です。

ラブラドールレトリバーは環境の変化に柔軟に対応できる犬なので、飼い主が変わっても特に問題ありません。

そもそも盲導犬になるまでには3回飼い主が変わる必要があるため、盲導犬として採用されることの多いラブラドールはその対応力が備わっているといえるのです。

ラブラドールレトリーバーの飼育体験談

実際にラブラドールレトリーバーを飼っている方からアンケートをとりましたので、ぜひ参考にしてくださいね。

1. あなたのご年齢:32歳
2. あなたのご性別: 女性
3. あなたのご職業:アルバイト
4. あなたのお住まい:岩手県盛岡市
5. お住まいの環境:一戸建て
6. 同居人数:家族2人と同居
7. ワンちゃんの犬種:ラブラドール・レトリーバー
8. ワンちゃんの性別:女の子
9. ワンちゃんの年齢(何歳のときのことを書いたか):1歳~16歳
10. ワンちゃんの体重や大きさ(だいたいでOKです):体重28キロでした。この犬種にしては標準からやや小柄だと思います。
11. ワンちゃんの毛の色:イエロー
12. ワンちゃんが覚えた芸:おすわり、お手、待て

 

▶ いつどこからどのように迎え入れましたか?購入代金はいくらでしたか?ワンちゃんは何歳でしたか?
・ いつ :1997年の春ごろに飼い始めました。
・ どこから :ラブラドール・レトリーバーを専門にしているブリーダーさんから購入しました。
・ どのように:車でブリーダーの家まで迎えにいきました。
・ 購入代金 :6万円でした。
・ 犬の年齢 :生後2か月ちょっとだったと思います。

 

▶ これまでかかった病気の治療代と時期は?

・5歳の時にボールを飲み込んだ際の手術:10万円
・8歳くらいの時にお腹と足の付け根にできた脂肪腫の除去:8万円
・12歳で子宮蓄膿症:10万円ほどに加え、術後の経過があまり良くなく、腹水を抜きに病院へ何カ月か通ったので合計では30万円くらいかかったと思います。

避妊手術はしなかったのですが、手術は3回ほどしました。

長生きだったこともあり、その後14歳からは介護生活になりました。

甲状腺の薬を飲んだり、膀胱炎に対する抗生物質など1か月で5万円くらいかかっていました。

 

▶ 性格や特徴

ラブラドール・レトリーバーは盲導犬などで活躍している犬種ですので、賢くおとなしいと思われがちですが、実は良い意味でとんでもない暴れん坊です。

5歳くらいまではとても活発に動き回り、飼い主に甘えるのも上手でいたずらもしますので飼い主にもエネルギーと忍耐が必要です。

 

▶ しつけのしやすさ

人間が好きな犬種と言う事もあり、しつけはしやすいと思います。

活発で好奇心も強い犬種ですが、頭が良くいつも飼い主の気持ちに寄り添ってくれる賢い犬種だと感じました。

 

▶ 吠える大きさ、時間帯や頻度

うちの犬は2歳くらいまでは、吠えた声を聞いた事のないくらい静かな犬でした。

吠えると大型犬だという事もあり結構な迫力です。

年々警戒心もでてくるのか、窓の外を眺めながら人が通ると吠える事もありましたが頻度はまれといってもいいほどで吠える事に悩まされた事は一度もありませんでした。

 

▶ 抜け毛の量、時期
短毛種は抜け毛が少ないと思われがちですが抜け毛は結構ありました。

春と秋に抜ける時期があり、洋服などにたくさんつくこともありました。

 

 

▶ 抜け毛対策

季節的なものなので対策のしようがありませんが、ブラッシングをこまめにすることが大事だと思います。

 

▶ 体臭・口臭などのニオイはある?

体臭はないと言えば嘘になりますが気になるほどではありませんでした。
口臭は若い時にはありませんが、年をとってくると…要は人間と同じで加齢臭的なものです。
こまめに歯磨きなどを子犬の時から行なうのが良いと思います。

 

 

▶ ニオイ対策

2か月に一度くらいはシャンプーをしてあげることです。

あまり洗いすぎると乾燥しすぎて皮膚炎の原因になったりするようなので、肌に優しいシャンプーで適度に洗うのが良いと感じました。

 

 

▶ 飼っている時に感じた大変なこと、困ったこと、注意すべきこと

・活発すぎてエネルギーを吸い取られる
個体差もあるのかもしれませんが、とにかく活発な犬種です。

大型犬なので毎日の散歩も必要ですし、海や山へ連れて行けばとても楽しそうにはしゃぎます。

愛犬として楽しく飼っていくためには、飼い主にもある程度時間や生活の余裕が必要だと思います。

 

・食欲がすごい
とにかく食欲がすごかったです。

与えれば与えるだけの餌を食べるような犬種なので、当然人間が食べるご飯にも強い興味を持ちます。

かわいそうだからと色々とあげていると、いつのまにか肥満にと言う事も多いようでした。

我が家の愛犬もボールを飲みこんだことがあり、それでも毎日餌をガツガツ食べるような犬でした。

何でも口に入れたがるので、拾い食いなどは十分な注意が必要かと思います。

さいごに

とても賢いラブラドールレトリバーは、あなたの生活をより豊かにしてくれること間違いなしの素晴らしい犬です。

迎え入れる準備を万全にして、是非あなたの家族の一員にしてあげてくださいね。

 

こちらは、7匹の子犬たちラブちゃんたちにお父さんが泳ぎ方を教えている動画です。

大自然の中で一生懸命泳ぐ子犬たちが、とても可愛いです。