犬って色々なものをなめるのが好きですよね。
犬が自分の手足などをなめすぎるのは、色々な理由・意味が隠れているのです。
犬が自分の手足をなめる理由
犬が自分の身体をなめるのには、次ような理由があります。
分離不安
飼い主にベッタリの犬っていませんか?そういう超がつくほどの甘えん坊の子は、飼い主と離れ離れになることに対しての免疫がないため、少しでも飼い主と離れると不安になって、自分の手足(前足の裏が多いです)を舐めてしまうのです。よくトイレとかにもついてくる犬いますよね。ちょっとでも留守にしただけでも、帰ってくるなり大はしゃぎして飛びついたりする犬がまさにそうです。
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病気やケガ
例えば、皮膚のトラブルでかゆみなどを気にして、なめ続けたりなどありますね。
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強迫性障害
これは心の病気で、人間だけに起こるものではなく、犬にも起こる障害です。
このように、肉球や足を赤くまで異常になめ続けることにより皮膚トラブル、最悪の場合は自分の手足を噛むことによる自傷行為に発展することもあるので注意が必要です。
犬が自分の鼻をなめる理由
犬の鼻、いつも濡れてませんか?(もし、乾いていたら、、、それは健康状態が思わしくないサインです。)
犬の鼻っていつも濡れていますよね。これは涙と鼻水なんです。犬の鼻が涙腺につながっていて、その涙が鼻先に流れるためです。
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嗅覚を働きを活発にさせるため
実は、鼻を湿らせると嗅覚を働きを活発にさせるため、臭いをかぎ取りやすくなるので、自分の鼻を舐めるんです。
自分または相手の気持ちを鎮めるため
例えば、緊張した場面で自分の気持ちを鎮めようとしているのです。
これには、舐める行為を相手に見せることで、相手の気持ちを鎮める効果もあります。
もし鼻をペロペロなめる愛犬を見たときは、一緒に気持ちを落ち着けてあげましょう♪
犬が自分のおしりや、他の犬のおしりをなめる理由
自分のお尻を舐める理由
◆肛門腺に分泌物などの膿が溜まっていることによる不快感
定期的に肛門腺絞りをして出してあげないと、肛門腺が破裂する危険もあるので、注意が必要です。
◆蚊にさされたことによる痒み
肛門付近は、皮膚が露出しています。そのため、蚊に刺されたりする可能性が高いのです。
刺されない環境を作ってあげるなど工夫して虫刺され防止をしましょう!
◆寄生虫によるかゆみや疼み
寄生虫の可能性もあります。外からではわかりませんが、肛門付近に寄生虫がいる場合、かゆみや疼みなどが発生しているかもしれません。
◆シャワー後の皮膚トラブル
シャワーの後に、犬の肛門付近を乾かしたり拭いたりするのは、場所的におろそかになりがちです。
濡れたままにしておくと、皮膚トラブルになって、その不快感から犬は自分のお尻をなめてしまうのです。
他の犬のお尻を舐める理由
犬社会での受け入れの行為ともいわれています。先住犬が新しい犬を受け入れて、面倒を見てあげようとするときに見受けられます。
また、雄が雌のお尻を舐めたりする行動は、繁殖本能の1つです。
いずれにしても、なめるのが過度になれば、衛生上問題でもあるので躾(しつけ)など対策を講じましょう。
なめるのをやめさせるには?
自分の身体を執拗になめ続けてる場合、まず健康チェックを第一優先にしましょう。
ストレス、病気やケガのサインかもしれません。
また、日ごろの運動は十分ですか?
食欲や水分補給などは十分か、運動不足ではないか、ストレスを感じていないかなど、身体と心の健康の両方のケアが必要です。
まとめ
病気やケガが原因で、犬が自分の身体を舐めていたとしても、飼い主さんのチェックによっては早期発見することができます。
犬は言葉で伝えられない分、飼い主さんになんらかのサインを送っているのです。
そういったサインを見逃さないように、ワンちゃんの健康を日頃から気にかけてあげてくださいね。