「うちのワンコの目やにがひどい!!」
そんな方いませんか?
大事な家族の一員として愛犬の健康は、非常に気になるところ。
今回は愛犬の目やにについてのお話です。
目やにには、怖い病気が隠れていることもあり、愛犬の視力を奪いかねない初期症状かもしれません。
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犬の目やにの原因
この原因は、いろいろなところに潜んでるといわれてます。
主に挙げられる原因としてこのようなものがあります。
- 犬同士などの喧嘩、モノにぶつかることで、眼球表面の角膜への傷や炎症を引き起こし、これが原因で目やにが出ます。
また、犬は地面に近いので、ごみやほこりが入りやすいことも、原因の一つです。
- ドライアイにより角膜や結膜が傷つきやすくなることで、細菌による炎症、感染が起こり、これが原因で目やにが出ます。
- 毛が長い犬種やトイプードルのような巻き毛の犬種は、眼球に向かってまつ毛が生えてるため逆さまつ毛になりやすく、目やにが出やすいといわれます。
この目やにを放っておくと、ここからさらに目の病気にかかり、失明など、愛犬の健康を損なう事態にもなりかねません。
■目やにや涙が異常に出るときは、このような病気が疑われます。■
角膜炎・結膜炎・乾性角膜炎・眼瞼内反症・眼瞼外反症・チェリーアイ・流涙症・まつげの乱生・逆さまつ毛・感染症・全身的疾患 等々
犬の目やにが臭いのはなぜ?
健康な涙や目やに自体は臭くないのですが、犬の毛に涙や目やにがつくと細菌が繁殖します。
その繁殖した細菌が、イヤな臭いを放つのです。
なお、目やにが多い・凄い原因としては、次のようなことがあげられます。
- ドッグフード(食事)が合わない。
- 内臓の不調。胃腸の悪玉菌が増加、消化が悪いなど。
- ストレス
- もともとの体質
犬の目やにの取り方
まず、目の中にも入っても安心な液体はこちらです。
- 犬用の洗顔水(人口涙液でもOK)
- ホウ酸(薬屋さんで販売しています。ホウ酸を精製水で2%濃度に溶かして使用してください)
いずれも、コットンや脱脂綿、ガーゼなどに吸わせて、優しく拭いてあげてください。
こちらは、犬の目やにの取り方の動画です。
★ラファンシーズクリアフェイス★市販ではこのような商品も販売していますね。参考までに。
犬の目薬の差し方
人間もそうですが、“慣れてないとなかなかね・・・”という声をよく聞きますね。
目薬って目に液体が落ちてくるので、犬もびっくりですよね!
こちらは、目薬を差すコツです。
- 目薬は正面から差すのではなく、側面から差します。正面から目薬指しは、犬にとって脅威なストレス!飼い主さんは犬の後ろもしくは犬と並ぶような位置を取りましょう。そして、視界のデッドゾーンである側面から、ポチッと目薬を差してあげてください!
- 目薬ってヒヤッとしますよね!あれも犬にとって相当なストレスなんですよ。小さい子供もびっくりするじゃないですか!あれと一緒です。あの目薬の冷たさを緩和して常温に近い状態で目薬してみてください。そうすることで、うちの子も目薬が平気になっていきました!
文字だけだと分かりづらいかもしれませんので、犬の目薬の差し方動画をご紹介します。
犬に人間用目薬を差しても大丈夫?
犬用の目薬も売られていますので、人間用目薬は使わずに、犬用目薬を使用しましょう。
ネット上では、人間用の目薬を犬にも使えるなどの情報が出回っていますが・・・
犬と人間は、体格も違うため、同じ薬でも身体に対する成分の割合も変わってきます。
素人判断は後で後悔することにもなりかねません。
飼い主の自己流の診断や治療は非常に危険です!
まずは、信頼のおけるお医者さんに相談することをお勧めします。
まとめ
目やには犬の目からの危険シグナルです。
日ごろからの飼い主さんの心がけが、予防、病気早期発見、早期治療につながります。
日々のスキンシップの中で、愛犬の目のチェックも心がけるようにしてみてくださいね。