ミックス犬のダップーの性格、病気、成犬の大きさ・体重などまとめ

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「ダップー」は、トイプードルダックスフンドとのミックス犬種で、ミックス犬の中でも1、2位を争う程の人気犬種です。

「プックス」ともいわれ、アメリカでは「ドキシープー」とも呼ばれています。

今回は、このダップーについて、性格、病気、寿命、成犬の大きさ・体重などをまとめましたので、ご紹介します。

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見た目は?トイプードルとダックスフンド、どっちに似てる?

まずはトイプードル、ダックスフンド、ダップーの写真を見比べてみましょう。

トイプードル
toypoodle

 

 

ダックスフンド
dachshund

 
ダップー


Photo credit: dnorton via VisualHunt / CC BY-ND

 

ダップーについては、トイプードル、ダックスフンドのどちらの特徴が強く出るのかは、かなり個体差があるので、その子によっても印象が大きく違ってきます。

ただ、共通点もちゃんとあります。

全体的な共通点を簡単にいうなら、胴長短足でマズル(鼻部分)が長めのトイプードルです。

次に、各パーツごとに見ていきましょう。

 

■耳
トイプードルもダックスフンドも垂れ耳なので、ダップーはほとんど垂れ耳になります。

 

■毛並み、毛質
トイプードルの影響で、巻き毛になることがほとんどですが、中にはダックスフンドの直毛になる子もいます。
コートは、ロング・ショート・ラフの種類があります。

 

■毛色
トイプードルもダックスも、さまざまな毛色を持つ犬種ですので、白、茶色、黒、グレー、ブラックタンなど、様々なタイプの色が出ます。

 

■マズル(鼻の部分)
マズルはトイプードルよりもやや長めになることが多いです。

 

■しっぽ
長さや形状(ストレート・カーブ)はさまざまになります。

 

■体型、脚
ダックスフンドの影響が強く、胴長短足の特徴が出ます。

 

先ほどもお伝えしたように、ダップーは全体的な共通点はあるものの、個体差が大きいのでトイプードルの特徴が強く出ていたり、ダックスの特徴が強く出ていたりでさまざまです。

 

また毛色が違うと、同じダップーとは思えないくらい見た目の印象が変わってきます。

 

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成犬の平均的な大きさ・体重

■平均体高 24センチ
■平均体重 5キロ

 

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性格・性質などの特徴

■陽気で活発
■好奇心旺盛
■従順
■人なつっこく友好的
■賢い
■警戒心が強く頑固な面も
■運動量は多め

ダップーの性格は、トイプードルとダックスフントに共通する「陽気で活発・従順」という点が最大の特徴です。

さらに、トイプードルの「人なつっこさ・賢さ」、ダックスフンドの「旺盛な好奇心・警戒心の強さ」を併せもっています。

中にはダックスフンドの警戒心の強さが強く出て、初対面の犬や人には尻込みする子もいます。

とはいえ基本的に、人に対してはよく懐き友好的ですので、子供との相性も良いです。

プードルとダックスフンドはともに猟犬だったので、小型犬の中では運動量は多めです。

水鳥猟犬だったプードルの影響で泳ぎが上手で、ジャンプも得意!

さらに、穴に潜って猟をしていたダックスフンドの影響もあって、穴掘りも大好きです。

 

しつけのしやさ

飼い主に従順な上に、プードルの賢さを受け継いでいるので、物事の飲み込みが早く、しつけはしやすいでしょう。

ダックスの頑固さが表に出て、しつけの障害になることもありますが、一貫したしつけで克服できるでしょう。

 

無駄吠えはあるの?

無駄吠えについては、中程度といったところです。

無駄吠えの多いダックスフンドの性格を受け継いでいますが、トイプードルの影響で緩和されています。

ただ、ダックスフンドの警戒心の強さが強く出た場合に、ちょっとした物音や初対面の犬や人に対して吠えてしまうことがあります。

一方で、異常な音に敏感に反応できるので、不審者に対しては番犬代わりになってくれるという利点もあります。

とはいえ、しつけをされていなかったり、ストレスを解消できていない場合には、無駄吠えをしやすくなりますので、きちっとしたしつけと、適度な運動によるストレス解消で無駄吠えしない子にしましょう。

 

平均寿命

■10~15年

小型犬の平均寿命と同じくらいですね。

 

一日の運動量の目安

毎日、1日30分程度の散歩が必要です。

プードルとダックスはともに元々猟犬で運動量は多めなので、適度な運動をさせストレスを解消してあげましょう。

ニオイ・犬特有の体臭

体臭がほとんど無いプードルと、体臭が多少あるダックスの特徴を受け継いでいますが、ダップーの体臭は少ない方です。

ただ、やはりミックス犬ですので、体臭についてもかなり個体差があります。

 

かかりやすい病気

ダップーがかかりやすいと言われている病気をご紹介します。

■腰痛・ヘルニア
ダックスフンドのような、胴長短足の犬にかかりやすい病気です。
ダップーも、ダックスと似たような胴長短足になることが多いので、注意が必要です。

■てんかん
ダックス、プードルともにかかりやすいのが、てんかんです。
そのミックスであるダップーも、てんかんにかかりやすいといわれています。

■眼の病気
白内障や進行性網膜萎縮症などの病気に注意が必要です。
ダックスやプードルが、かかりやすいと言われている病気です。
早期発見で予防に努めましょう。

■鼓腸症(こちょうしょう)
胃や小腸、大腸などの消化器官に、ガスが過剰に溜まってしまう病気です。
早食いや食物繊維の取りすぎが原因とされている、命にもかかわる怖い病気です。

■耳の病気
垂れ耳の犬がかかりやすい外耳炎などの耳の病気に注意が必要です。
病院や美容院などで、こまめな耳掃除をしてあげるのが理想的です。

■皮膚の病気

■膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)

■股関節形成不全

 

抜け毛の量

抜け毛の少ない子がほとんどです。

なお、プードルの毛質に近い子ほど、抜け毛が少ない傾向が強いといわれています。

 

お手入れについて(トリミング、ブラッシング、シャンプーなど)

■トリミングは1カ月半おき
■ブラッシングは2日に1度(できれば毎日)
■シャンプーは2~3週間に1度

毛が抜けないためトリミングが不要なトイプードルと、毛が生え変わるタイプだとトリミングが必要なダックス、そのミックスのダップーはどうなのか気になるところですね。

ダップーはあまり毛が抜けないため、定期的なトリミングとブラッシングが必要です。

トリミングは1カ月半おき、ブラッシングは2日に1度(できれば毎日)行ってあげましょう。

ブラッシングすることで、皮膚の病気の発見にもつながりますので、忘れずにしてあげてください。

 

価格・値段の相場

■8万円~13万円

 

入手方法

■ペットショップ
■ブリーダー
■里親募集

ダップーは、ミックス犬の中でも1、2位を争う程の人気ですので、他のミックス犬に比べて取り扱い店も多めです。

ペットショップ、ブリーダー、里親募集でも入手できますし、インターネットで情報収集することも比較的簡単です。

ですが、購入を検討されている方は、必ず直接出向いて犬の様子の確認や、販売者と話をして、信頼できる販売者かどうかを判断した上で決断されることをおすすめします。

さいごに

ダップーは、ミックス犬の中でも特に人気のある犬種です。

これまでご紹介したように、ダップーは見た印象が1匹1匹大きく違うことが多いので、お気に入りの子を見つけた時は後悔の無い決断をしたいものですね。

躊躇している間にその子が売れてしまっても、同じような子は2度と見つからないかもしれません。

最後に、ダップーの生後1カ月からの成長過程をご覧ください。
とてもかわいくて、成長具合がよくわかる動画ですよ。