犬の老衰(老化)、老衰死の兆候・症状は?老犬の最期にできること

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老衰(老化)は年を重ねていくうちに、誰にでも必ず起こります。

もちろん、犬も例外ではありません。

これに対して、「どうしたらよいのか」と戸惑う人は多いのです。

その変化を心穏やかに受け止め、年齢に合った環境の中で今できる限りの事を精一杯楽しむ。

決して難しい事ではありません。

そこで今回は、「老衰と老衰死の兆候・症状と飼い主ができること」をご紹介します。

記事の後半では、「飼い犬の老衰死の体験談」も掲載していますので、あわせてご覧ください。

老衰の兆候・症状と飼い主ができることは?

ここでいう老衰は、「年を取って心身が衰えること」です。

加齢だけでは老衰とは言いません。

病院で定期検診していると、体の変化が見つけやすくなり老衰に気付くことができます。

老衰の現れ方については、小型犬は人と同じで徐々に見られますが、大型犬は階段状に安定時期から急に衰えが進む感じです。

なお、小型犬は10歳、大型犬は7歳を過ぎると高齢期に入るため、老化現象がでてきて病気にもかかりやすくなってきます。

ただ、老衰の兆候・症状の現れ方は個体差があり、環境によっても大きく違ってきます。

元気がなくなる

▶ すぐ飽きる(散歩や遊びが長続きしなくなる)
普段行かないところを散歩したりするなど、散歩の仕方を変えてみます。
ただ老犬はいつもと違う事に警戒や緊張することもあるので、気分転換程度から始めましょう。
かくれんぼや宝探しゲーム、おやつを使った楽しい遊びなどを取り入れることで好奇心をかきたてることができます。

▶ 周囲に無関心(今まで反応していた動物や来客に反応しなくなる)
新しいお友達を作って遊ばせてあげると、良い刺激になります。

体力・筋力がなくなる

▶ 活動量が減る(散歩を嫌がる・動きが鈍い・階段がうまく昇り降りできない・立つのに時間かかる・つまずく・ふらふら歩く・急にがくんとスピードが落ちる)

少しずつゆっくり犬のペースに合わせてあげましょう。
車やカート、抱っこでお気に入りの場所や新しい場所に行き、脳に刺激を与えるのもお勧めです。

▶ 頻尿・オシッコが我慢できない・時間が長い・トイレの失敗
水分補給も大切です。トイレを失敗しても決して叱らないで。

▶ 下痢や便秘が多くなる
筋力の低下が原因の場合が多いですが、発熱や嘔吐を伴う時は早めに受診しましょう。

▶ いびきをかくようになる
喉や首の筋肉が衰えた事により気管などが圧迫されるため、いびきをかくようになる場合があります。
いびきの音が大きくなったり、いびきで呼吸が苦しそうな時は病気の可能性があります。

食欲の低下、食事の好みが変わる(食べムラ・食べこぼし・食べない)

老衰による内臓機能低下や味覚が衰えることで、食欲がなくなるのは普通の事です。
食事に変化を持たせて、楽しく食べられる工夫をしましょう。
胃の病気が原因の場合は痛みがあるため、食べたら吐くので見分け易いです。

睡眠時間が増える

「ずっと寝ていて起こしても、またすぐ寝てしまう」といったことが増えます。
寝ている間も、様子を観察して体調の変化を見逃さないようにします。

五感の変化(特に視覚・聴覚)

▶ 目ヤニが増えたり色が変わる。
目ヤニはこまめに取ってあげます。
ヒアルロン酸目薬(人用で良い)は効果があるようです。

▶ ぶつかったり段差でつまずく。
障害物はなるべく排除して環境を整えます。

▶ 眼球が白く濁る。
▶ 動く物を目で追わない。
▶ 呼んでも反応しない(目・耳の衰え)
▶ 急に近づくと驚いたり攻撃性を見せる
ある程度の視力低下は老化によるものですが、白内障の場合は病院で診察を受けましょう。

▶ 帰宅に気付かない・来客時の呼び鈴が聞こえない・吠える声が大きい・無駄吠えが増える
聴覚低下は予防・治療共方法が確立されていないので、その不安をできる限りケアしてあげることが大切です。

なお、老衰で嗅覚も衰えますが最後まで残る感覚と言われていますので、飼い主の匂いなどを残して安心させてあげましょう。

匂いが強くなる(口臭・体臭)

▶ ふけが多くなったり、皮膚炎を起こして体臭が強くなる。
免疫力の低下が原因ですが、体を清潔に保ちブラッシングやマッサージなどで血行を良くしてあげましょう。

▶ 耳垢がたまりやすくなる

▶ 歯茎や歯が汚れる。
▶ よだれが増え、口臭がきつくなる。
愛犬に合った歯磨きの方法で、口の中を清潔にしましょう。
硬めのおやつなどを噛ませて、唾液の分泌を促すのもよい方法です。
歯周病にもかかりやすくなるため、口臭がひどい場合は、病院の診察を受けましょう。

性格が変わる

▶ 普段していた抵抗をしなくなる(前は苦手だったことを嫌がらなくなる)
▶ 甘える・飼い主への接し方が変わる
これは不安な気持ちが大きな原因なので、まず犬を落ち着かせてあげます。

▶ わがままになる
聴力等の低下による不安が原因の時もあります。
常にいうことを聞いているとエスカレートすることもありますので、甘やかさず普段通りに接しましょう。

▶ 認知症
老犬がかかりやすい病気の一つですが、老衰の症状と見分けることが難しい場合もあります。
色々な刺激を与えることで、脳の活性化を図りましょう。

見た目の変化(体型・骨・毛・皮膚)

▶ 白髪が出る・毛艶や毛色が悪くなる・毛質が変わり毛がもつれやすくなる・抜け毛が増える
原因は代謝の低下によるものですが、水分をたくさん取ることで代謝が良くなることが知られています。
優しくブラッシングしたり、マッサージする事も大切です。

▶ お腹や口元がたるむ・骨が目立つ・痩せる
お腹が太って見えるようになります。
これは筋肉が減ったり弾力がなくなる為ですので、無理のない程度に運動して筋肉を鍛えましょう。

▶ 足腰が弱る・関節が固くなって曲がりにくくなる。
老化によって筋肉が衰えるため、動きたがらなくなります。
若い時から体重コントロールと適度な運動をすることで、予防する事が大切です。
階段の昇り降りや、高いところからの飛び降りはさせないように注意しましょう。
ヘルニアが疑われる場合は早めに治療しましょう。

▶ 腫瘍・いぼ等
犬種にもよりますが加齢に伴い増えてきます。
良性の脂肪腫や自然に取れるいぼもありますが、急に大きくなったりした場合は病院で診察を受けましょう。

老犬・高齢犬のかかりやすい病気

老犬・高齢犬のかかりやすい病気は次のとおりです。

  • がん
  • 糖尿病
  • 白内障
  • 肥満
  • 心臓病
  • 認知症
  • 歯周病
  

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犬の老衰死について。それぞれどのように対応すべき?

老衰死の兆候はどんなものがあるのでしょうか。

病院に行くこと自体が犬の負担になりそうな時は、往診を依頼するのも一つの方法です。

老衰死の兆候

▶ 寝たきりになる
全身の筋力が衰えるため、寝たきり状態が増えます。
床ずれにならないよう、体位を変えてあげましょう。
また、水のいらないシャンプーや蒸しタオルなどで、体を清潔にしてあげましょう。

▶ 食べない・水を飲まない
内臓機能が弱ってきますので、「食べない・水を飲まない」状態まで悪化することがあります。
食べたい気持ちがあれば、色々なものを食べさせてみます。
ただ、食べてと声をかけるのは愛犬を苦しめる事になりますし、無理やり食べさせると吐いて誤嚥(ごえん)して肺炎の原因になります。
水は飲むようであれば、スポイトなどを使用して飲ませてあげましょう。

※ 誤嚥(ごえん)に注意!
飲ませるときは、獣医の指導のもとで適切に注意深く行ってください。

脱水症状にならないように注意が必要ですが、脱水になると眠くなり苦痛も軽減します。
なお、点滴は心臓に負担がかかり、心不全の原因になる場合があることも頭の片隅にいれておくといいでしょう。
詳細はかかりつけの獣医さんにご相談ください。

▶ 下痢をよくするようになる
水を飲むことが精いっぱいなので、下痢が続くことがあります。

最期はどうなる

▶ 排便、排尿、高熱が出ることもある。

▶ 痙攣が頻繁に起こることもある。

最期にエネルギーを使いつくして逝く。

老衰死は天寿を全うした自然死ですから、どうか褒めてあげてください。

飼い犬の老衰死の体験談

愛犬を老衰で亡くされた方の体験談が、数多く寄せられていますのでご紹介します。

「残された今の時間が何よりも大切」というのは、皆さん強く実感されているようです。

体験談1

飼い主さん:40歳女性、専業主婦、家族3人と同居

ワンちゃん:柴犬、女の子、17歳、体重10キロ。平均的な体重だと思います。

▶ ワンちゃんの持病や病歴

症状:何をするにも息切れしてました。ご飯を食べてもお散歩してもです。

治療方法:酸素吸入と動きすぎないこと。

▶ 獣医師には、老衰状態のワンちゃんについて何と診断されましたか?どんなことを言われましたか?

臓器不全だと言われました。

体の臓器の機能が弱まってきているからだんだん食べなくなるし、動かなくなる。

そして、おしっこやうんちなどの排泄物も出なくなってくると言われました。

あとはだんだん、眠る時間が増えてくると言われました。

▶ 老衰死の兆候と思われる行動(普段と違う症状や行動など)はどんなものがあったか?それからどのくらい生きることが出来たか?

老衰死の1か月前からご飯の量が減り始めました。以前は食べムラがあっても減り続けたことはありませんでした。

老衰死の3週間前から散歩にも行きたがらず、息切れの様子が強くなったように感じました。

老衰死の2週間前、明らかに痩せたなと見た目でわかるようになり、この頃ご飯は通常の3分の1位で下痢をすることが増えました。

老衰死の10日前からほぼ水しか飲まなくなり、散歩も行かず定位置から動かなくなりました。

老衰死の3日前、飲ませないと水を飲まなくなり声をかけても眠っていることが増えて来ました。

老衰死の前日、ほぼ眠っていたのに家族を探して一度だけ目をあけ、しっぽをパタパタと2回ふりました。

▶ ワンちゃんの最期の様子・状況を教えてください。(最期を看取ることができたかも)

その日は朝声をかけても眠っており何だか息が浅いなと何となく考えていました。

子供の予防接種があり、1時間家をあけました。家に戻ると廊下にいて、ビックリしました。

動けないはずなのに。

そのあと、淋しかったのかとたくさん謝って定位置に戻しました。

それから3時間後にいつ息が止まったのか分からない位静かに息を引き取りました。

▶ やっておいて良かったと思うこと

しょうがないこともあるのですが、1日家に居るべきだったなと思いました。

探さずにすんだでしょうし、でも最後は撫でながら逝ったのでそばにいれて良かったです。

▶ やっておけば良かったと後悔していること

もっと相手をしてあげれば良かったなとおもいました。

子どもも産まれて明らかに減っていました。

▶ 愛犬の老衰死に不安を感じている飼い主さんに、少しでも励みになるようなアドバイスをお願いします。

淋しくないようにできるだけしてあげれば安心して、すごく安らかに逝きます。

家のワンちゃんは本当に静かに逝ったので私たちもすごくすくわれました。

体験談2

飼い主さん:30歳、女性、会社員、家族2人と同居

ワンちゃん:ゴールデン・レトリーバー、女の子、13歳、体重20kg前後。獣医さんにはいつも健康にいい軽い体重をキープできていると褒められていました。

▶ ワンちゃんの持病や病歴

特になし

▶ 獣医師には、老衰状態のワンちゃんについて何と診断されましたか?どんなことを言われましたか?

「あと1週間ほどしかもたないだろう。病院で延命治療をさせてほしい。」とのことでした。

院が大嫌いなコで既に1週間ほど入院していた為、延命の為だけで治る事がないのなら家に連れて帰ってあげたいと家族で話し合い、大好きな家に連れて帰る事にしました。

▶ 老衰死の兆候と思われる行動(普段と違う症状や行動など)はどんなものがあったか?それからどのくらい生きることが出来たか?

・老衰死の4カ月ほど前から、散歩に行きだからなくなった
・老衰死の3カ月ほど前から、段差などが登れなくなった
・老衰死の2カ月ほど前から、どんどん食が細くなった
・老衰死の1カ月ほど前から、ほとんど食べれなくなり、離乳食のようなものを舐める程度になった
・老衰死の1週間ほど前から、ほぼ何も食べなくなった
・老衰死の1週間ほど前から、寝返りなど態勢を自分で変えることができなくなった
・老衰死の3日ほど前から、水すらも飲まなくなった

▶ ワンちゃんの最期の様子・状況を教えてください。(最期を看取ることができたかも)

家族全員昼間仕事に出ており、最後を看取ることはできませんでした。

態勢を自分で変えることができなくなっていたはずなのにどのように動かしたのか手足を放り出すような状態で横たわっていて本当にただ寝ているようでした。

優しい顔をしていました。

▶ やっておいて良かったと思うこと

大嫌いな病院で延命の為だけの入院をせず、大好きな家で最後を静かに過ごさせてあげることができた

▶ やっておけば良かったと後悔していること

・写真をもっと撮っておけばよかった
・最後を看取ってあげたかった
・仕事でいない時間が多かったのでもっと一緒にいてあげればよかった

▶ 愛犬の老衰死に不安を感じている飼い主さんに、少しでも励みになるようなアドバイスをお願いします。

大好きな場所で大好きな人に囲まれて最後を過ごさせてあげられたらいいと思います。

体験談3

飼い主さん:36歳、女性、看護師、家族3人と同居

ワンちゃん:雑種、女の子、14歳、中型犬 体重約15キロでやや太りぎみ

▶ ワンちゃんの持病や病歴

何の病気もありませんでした

▶ 獣医師には、老衰状態のワンちゃんについて何と診断されましたか?どんなことを言われましたか?

14歳になるまで何の病気もなく元気だったことが奇跡です。

食欲がなく痩せてきたので病院に連れていきましたが老衰でおばあちゃんだから自然に食欲も落ちてきますが病気ではないので様子を見ていいと言われました。

▶ 老衰死の兆候と思われる行動(普段と違う症状や行動など)はどんなものがあったか?それからどのくらい生きることが出来たか?

老衰死の半年前から食欲がなくなり痩せてきました。

亡くなる前日まで散歩に行きましたが、老衰死の1ヶ月前から大人がゆっくり歩くスピードで歩いており長距離は歩けなくなりました。

もちろん走ったりすることもありませんでした。

▶ ワンちゃんの最期の様子・状況を教えてください。(最期を看取ることができたかも)

夜だったのですが急に吠え出して鳴きやまないので外に見に行きました。

何度か吠えた後に息苦しそうに呼吸をして、鳴き疲れて眠るように飼い主に抱かれたまま亡くなりました。

▶ やっておいて良かったと思うこと

いつ亡くなっても後悔しないようにできるだけ側にいるようにしました。

外で飼っていたので寂しそうに鳴けば遊んであげたり、とにかく一緒にいる時間を増やしました。

できることをしてあげたなと思えたので、今でも寂しいですが心残りはありません。

▶ やっておけば良かったと後悔していること

携帯で写真、動画を残しておいたのですが携帯が故障してデータが全てなくなりました。

カメラで撮影したり写真現像をして残しておきたかったなと後悔しています。

残せる物できちんと残しておくことをおすすめします。

▶ 愛犬の老衰死に不安を感じている飼い主さんに、少しでも励みになるようなアドバイスをお願いします。

昨日まで元気だったのに急にということがあります。

後悔しないように今できることをしてあげてください。

お別れはいつかは来てしまいます。

寂しいですがやれることをしてあげれば愛犬も幸せに天国にいけますよ。

体験談4

飼い主さん:24歳、女性、幼稚園教諭、配偶者と2人暮らし

ワンちゃん:ポメラニアン、男の子、16歳、体重4.5キロ。犬種としては普通体型

▶ ワンちゃんの持病や病歴

特になし

▶ 獣医師には、老衰状態のワンちゃんについて何と診断されましたか?どんなことを言われましたか?

肺の調子が悪くなり、目も見えずらくなっていると言われました。

また、年をとっているので、無理をさせていようにして見守りましょうと言われました。

▶ 老衰死の兆候と思われる行動(普段と違う症状や行動など)はどんなものがあったか?それからどのくらい生きることが出来たか?

老衰死の約3か月まえから吠える声がどんどんかすれていきました。

そして老衰死の1か月前から、息切れが目立つようになってきました。

また、じっと寝転がり、休んでいることが増えました。

そして、1週間前には歩いていてもふらふらしており、転ぶ姿が目立ち始めました。

最後の日には目もうつろで、食事も食べられませんでした。

▶ ワンちゃんの最期の様子・状況を教えてください。(最期を看取ることができたかも)

最期の日の夕方辺りから、歩くのもふらついており、何もなくても嘔吐していたり咳込みが激しくなっていました。

ほとんどその場から動かずに、じっとしており、目の焦点があっていない感じでした。

19時を過ぎると、意識がもうろうとしている感じになり、抱いていると次第に体が冷たくなってきて、最期には目を閉じて、動かなくなりました。

最期の瞬間を見届けることができたことを嬉しく思います。

▶ やっておいて良かったと思うこと

最期の日には家族があつまっている日で賑やかだったし、最期の瞬間にそばにいてあげられたことが良かったです。

▶ やっておけば良かったと後悔していること

写真をもっと残しておきたかったのと、撫でてやったり抱いてやったり、スキンシップをもっと取っておきたかったです。

▶ 愛犬の老衰死に不安を感じている飼い主さんに、少しでも励みになるようなアドバイスをお願いします。

生き物の死は自然の事だし、避けられないことですが、最期の瞬間まで大切に育ててやれれば後悔よりも感謝が残りました。

老衰死から5年が経ちますが、今も愛犬と過ごした日々は忘れないし宝物の思いでです。

受け入れ難いことかもしれませんが、それまでの日々を大切に過ごして、悔いのないようにほしいと思います。

体験談5

飼い主さん:34歳、男性、会社員、夫婦二人暮らし

ワンちゃん:ミニチュアダックス、女の子、15歳、6キロくらい

▶ ワンちゃんの持病や病歴

白内障で目が見えず、感覚だけで室内を歩いていました。

10歳の時、胆泥症があると言われていましたがとくにこれと言った症状はありませんでした。

13歳の時、ある時突然発作を起こし、その時の検査で脳の中に腫瘍と思われる物体があると言われました。

次に発作が起きたとき本当に危ないと言われましたがその後最後まで発作は起こりませんでした。

▶ 獣医師には、老衰状態のワンちゃんについて何と診断されましたか?どんなことを言われましたか?

「ミニチュアダックスの寿命は大体13歳くらいですから、15歳まで生きたということは大切に飼われていたのだと思います。おそらく検査をすればいろいろ問題が見つかると思いますが、積極的に治療するべき年齢ではなく、残りの寿命までどれだけ楽にしてあげるかが大切です。できるだけ一緒にいれるときはいてあげてください、」と言われました。

▶ 老衰死の兆候と思われる行動(普段と違う症状や行動など)はどんなものがあったか?それからどのくらい生きることが出来たか?

数年前からだんだん動かなくなって寝ているだけの時間が増えました。

時々何とも言えない苦しそうな声を出すようになりました。

▶ ワンちゃんの最期の様子・状況を教えてください。(最期を看取ることができたかも)

私は最期を看取ることはできませんでしたが妻が看取ったようです。

といっても少し目を離したすきにベッドで動かなくなっており、戻った時には呼びかけに反応しなかったので気が付いたということです。

おそらく近くには居てあげれたのではないでしょうか。

▶ やっておいて良かったと思うこと

最期の瞬間は誰も立ち会えませんでしたが、同じ部屋の中にいてあげれたのでよかったと思います。

やはり出かけている間に死んでいて、帰ってきて冷たくなっていたらお互いさみしいと思います。

ただ、仕事をしている人もいるでしょうし、いつ訪れるかわからない飼い犬の最期に立ち会えるかどうかは運だと思います。

元気なうちにできるだけできることをしてあげれば十分ではないでしょうか。

▶ やっておけば良かったと後悔していること

たくさん愛情をかけてきたので特にありませんが、夫婦共働きで家にいない時間が多かったのでそこだけが心残りです。

▶ 愛犬の老衰死に不安を感じている飼い主さんに、少しでも励みになるようなアドバイスをお願いします。

生き物である以上、飼った瞬間から別れへのカウントダウンは始まります。

きっとどれだけのことをしてあげても別れはさみしいものです。

その時できる精一杯のことをしてあげればよいと思います。

きっとその気持ちはワンちゃんにも伝わっているはずです。

体験談6

飼い主さん:39歳、女性、自営業手伝い グルーデコ講師、家族3人と同居

ワンちゃん:ポメラニアン、男の子、15歳、体重は5〜6キロ 太り気味でした

▶ ワンちゃんの持病や病歴

持病は特にありませんでした。

▶ 獣医師には、老衰状態のワンちゃんについて何と診断されましたか?どんなことを言われましたか?

年齢的に弱くなっているのと、太り気味な事もあり体に負担がきてるかもしれないと言われてました。

▶ 老衰死の兆候と思われる行動(普段と違う症状や行動など)はどんなものがあったか?それからどのくらい生きることが出来たか?

元気な日は遊んで欲しがりましたが、日によっては静かに甘えてくるだけで側でじっとしていました。

食欲はやはり落ちていました。

▶ ワンちゃんの最期の様子・状況を教えてください。(最期を看取ることができたかも)

最期は朝でした。

家族が寝ているところに甘えによってきて、みんなに順番に抱っこされた後に静かに眠るような穏やかな最期でした。

挨拶に来てくれたので家族で看取る事ができました。

▶ やっておいて良かったと思うこと

最期の二週間くらい前から様子が明らかにおかしくて家族で覚悟していたので、仕事以外は極力家族で側にいるようにしていました。

一緒にいる事ができたので、安心して最期を迎えてくれたと思いますので、同じような状況の飼い主さんがいたら側にいてあげて欲しいです。

▶ やっておけば良かったと後悔していること

写真は撮っていましたが、動画を撮っていたら良かったと少し後悔があります。

▶ 愛犬の老衰死に不安を感じている飼い主さんに、少しでも励みになるようなアドバイスをお願いします。

老衰の場合長く一緒にいた家族ですし、余計に失う事を考えたくありませんが、その子が甘えれるのは飼い主さんしかいませんので辛いですが、その子をいっぱい甘えさせて抱きしめてあげてください。

きっと最期の時が来るの本人は分かってると思います。

不安ですが、飼い主がそうする事で気持ちの覚悟ができます。

泣くのは最期の時が来てからで、それまでは沢山の笑顔でワンちゃんを安心させてあげて欲しいです。

体験談7

飼い主さん:34歳、男性、自由業、家族3人暮らし

ワンちゃん:雑種、女の子、14歳、体重6キロ程度。中型。

▶ ワンちゃんの持病や病歴

病気をしたことはありませんでした。

▶ 獣医師には、老衰状態のワンちゃんについて何と診断されましたか?どんなことを言われましたか?

お医者さんにかかったことはありません。

▶ 老衰死の兆候と思われる行動(普段と違う症状や行動など)はどんなものがあったか?それからどのくらい生きることが出来たか?

今から思えばですが、数ヶ月前から睡眠時間が長くなっていたように思います。

足腰は衰えていましたが、散歩に連れて行くと喜んでいましたし、エサも食べました。

比較的穏やかな一生を送ってくれたのではないかと思います。

▶ ワンちゃんの最期の様子・状況を教えてください。(最期を看取ることができたかも)

12月の冬の朝、犬小屋の前で亡くなっていました。

前日、餌をあげたときが彼女との最後でした。

最期の瞬間はどうだったのかは、今となってはわかりませんが、眠っている間に安らかに逝ってくれたことを信じたいです。

▶ やっておいて良かったと思うこと

特に特別なことをしたことはありません。

エサや水を与えて、散歩に連れて行きました。

彼女は捨て犬でしたから、拾ってうちに連れて来てあげられたことが一番です。

「最期だから」ということではなく、普段から変わらぬ愛情を注ぐべきだと思います。

▶ やっておけば良かったと後悔していること

ちょっと高級な缶詰のドッグフードが数缶余っていたけれど、食べさせてあげられなかったのが残念です。

▶ 愛犬の老衰死に不安を感じている飼い主さんに、少しでも励みになるようなアドバイスをお願いします。

犬に限らず、命のあるものは皆いつかは死んでしまうものなのだから、老衰で逝けるのはむしろ幸せなことかもしれません。

事故や病気で苦痛を伴って亡くなるよりも良いことだと思います。

子犬のときも老犬になってからも、日々変わらず愛情を注いであげてください。

忙しかったり面倒だったり、ついついかまってあげることを怠ってしまう気持ちもわからないではないけれど、亡くなってしまったあとに後悔が残らないようにすべきです。

犬にとっても飼い主にとっても、楽しく幸せな時間を共に作りあげていきましょう。

体験談8

飼い主さん:27歳、女性、派遣社員 受付事務、彼氏と同棲中

ワンちゃん:ラブラドールレトリーバー、女の子、16歳、体重30キロ。ごく平均値だと思います。

▶ ワンちゃんの持病や病歴

病名:白内障、股関節形成不全

症状:白内障に関しては、目の中が白く濁って、視力が低下しているようでした。
股関節形成不全は、股関節が緩まり軽い脱臼を起こしたいる状態でした。ぴょんぴょんと跳ねるような歩き方になってしまいます。

治療法:白内障は、視力の低下の進行を抑えるための点眼薬が主な治療法でした。店外の際は暴れることもなくすっと入れさせてくれるので、大きいワンちゃんでしたが、特に苦労することもありませんでした。股関節形成不全は、リハビリが主な治療法でした。こちらも軽度だったため手術をしなければならないほどではなく、リハビリと、痛み止めの鎮痛薬とサプリを飲ませて生活していました。フローリングだと滑って悪化するので、柔らかいマットを敷いてあげていました。

▶ 獣医師には、老衰状態のワンちゃんについて何と診断されましたか?どんなことを言われましたか?

平均より長生きしてくれたので、「よく頑張ったね」と言われました。

苦しまずにいけたのはよかったねというようなことも言っていたと思います。

▶ 老衰死の兆候と思われる行動(普段と違う症状や行動など)はどんなものがあったか?それからどのくらい生きることが出来たか?

私が「散歩」というワードを口にするだけで、飛んで来て喜んでいたのですが、興味のなさそうな顔をするようになったのは、兆候だったのかな?と感じています。

▶ ワンちゃんの最期の様子・状況を教えてください。(最期を看取ることができたかも)

最後は看取ることができました。

床に伏せていることが多くなっていたので、心配で横にずっと付いていたのですが、突然横たわるような形になりました。

力尽きそうなくらいに息が荒く、舌が少し出ていたのが印象的でした。

そのままふっと眠ってしまったようでした。

▶ やっておいて良かったと思うこと

最後を看取ってあげられたことは本当に良かったです。

寂しがりやでひっつき虫だったので、寂しい思いをさせなくて済んだかな、と思います。

▶ やっておけば良かったと後悔していること

自分が遊ぶために家を外すことが多かったのでもっと遊んであげたかったな、と思います。
あとは、もっと大好きなお散歩に連れた行ってあげたかったです。

▶ 愛犬の老衰死に不安を感じている飼い主さんに、少しでも励みになるようなアドバイスをお願いします。

飼い主さんまで不安な顔をすると、ワンちゃんにも伝わってしまって、余計不安にさせてしまいます。

最後まで寄り添って、励ましてあげてください!

後悔しないように、やってあげられることはいっぱいやってあげてほしいと思います。

体験談9

飼い主さん:47歳、女性、専業主婦、家族3人と同居

ワンちゃん:紀州犬、男の子、16歳、体重20キロ。標準

▶ ワンちゃんの持病や病歴

病名  白内障
症状  食事を匂いで判別していた。 

▶ 獣医師には、老衰状態のワンちゃんについて何と診断されましたか?どんなことを言われましたか?

老犬になると、食事だけが楽しみになるが食べなくなってからは自然に任す。

水を飲ませるだけでも、誤嚥(ごえん)してしまう。

▶ 老衰死の兆候と思われる行動(普段と違う症状や行動など)はどんなものがあったか?それからどのくらい生きることが出来たか?

老衰死の二週間前から寝てばかりいた。

くるくる同じ所を回ってみたり、不自然な行動をとるようになった。

▶ ワンちゃんの最期の様子・状況を教えてください。(最期を看取ることができたかも)

朝起きていたら亡くなっていて、看取る事はできなかった。

▶ やっておいて良かったと思うこと

最後は自然にまかすしかないが、下に毛布などをひいて運びやすくしておいた。硬直した体はおもったより、重く大変だった。

▶ やっておけば良かったと後悔していること

自分と一緒に映った写真が少なくて、残念だった。

なかなか散歩に自身が忙しくて連れて行くことが出来なかった。

▶ 愛犬の老衰死に不安を感じている飼い主さんに、少しでも励みになるようなアドバイスをお願いします。

何も食べなくなってせめて水だけでも飲ませてあげようとしたが獣医から誤嚥(ごえん)の方が危ないと聞かされた。

自然にまかすしかないとその時思った。

体験談10

飼い主さん:33歳、女性、専業主婦、家族4人と同居

ワンちゃん:純血種 柴犬、男の子、16歳、約9キロ程度で下半身から後ろ足が細めでした。

▶ ワンちゃんの持病や病歴

大きな病気はありませんでした。

幼犬の時に脇の下がアトピー気味だったくらいです。

▶ 獣医師には、老衰状態のワンちゃんについて何と診断されましたか?どんなことを言われましたか?

元気がなくなってからは「もう年齢だからある程度仕方がない」と言われていました。

▶ 老衰死の兆候と思われる行動(普段と違う症状や行動など)はどんなものがあったか?それからどのくらい生きることが出来たか?

亡くなる約1年前から認知症になり、夜鳴きや徘徊の毎日でした。

約半年前からは立つこともできなくなり、オムツをはめていました。

また、ご飯は柔らかくしたドッグフードをスプーンであげていました。

約1か月前からは排便、排尿はお腹を押したり、肛門を絞るようにして手伝いました。

1日前にけいれんがあり、病院へつれていきましたが治療に耐えられる体の状態ではなく、なにもできませんでした。

▶ ワンちゃんの最期の様子・状況を教えてください。(最期を看取ることができたかも)

最期は仕事に行っていたため私は立ち会えず、家族が看取りました。

ただ静かに息を引き取ったそうです。

帰宅後に撫でるとまだ少しあたたかく、また目を覚ますのではないかと思いました。

▶ やっておいて良かったと思うこと

認知症になってから安楽死なども家族で話し合いましたが、やはり愛犬も家族の一員ということで最期まで家でお世話することができ、亡くなってからは寂しさはあるもののやりきった感じはありました。

▶ やっておけば良かったと後悔していること

亡くなってから遺品が処分しづらく、元気なうちにある程度数を絞っておけばよかったかなと思います。

▶ 愛犬の老衰死に不安を感じている飼い主さんに、少しでも励みになるようなアドバイスをお願いします。

老衰死は先の見えない介護生活がつきもので、余計につらいこともあります。

でも急死に比べると時間の猶予があるということも言えます。

時間の許す限り愛犬と向き合い、少しでも穏やかな思い出ができますように。

亡くなった直後は家族とはいえペットのため、会社を休むことも出来ず出勤せざるを得ず辛かったです。

少しずつ時間が解決してくれると思います。

とにかく「今」を大切に愛犬と過ごしてください。

さいごに

命には始まりがあれば、いずれ終わりがやってきます。

寿命を超えて生き続けることはできません。

生きている一日一日を充実させることが一番です。

愛犬は今何を望んでいるのか?

愛犬に今必要なのは何か?

最善の選択ができるのは、飼い主であるあなたです。

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